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2024.07.10
NEXCO西日本 新社長に芝村善治氏が就任
プロパー出身 新名神高速道路の建設が正念場
西日本高速道路(NEXCO西日本)の新社長に芝村善治氏が就任した(右写真、NEXCO西日本提供)。芝村氏は1980年に日本道路公団に入社、NEXCO西日本発足後は、関西支社長を経て、2014年に常務取締役執行役員、22年からは代表取締役副社長を務めていた。
芝村社長は6月26日に開かれた就任会見において、喫緊の課題としていわゆる2024年問題への対応を挙げた。物流面では大型車の駐車マスの拡充、短時間限定駐車マスの運用という取り組みに加え、ドライバー向けシャワーステーションの設置をはじめとする中継施設機能向上など、「今後も物流業界の皆様と連携して必要な対応を行ってまいりたいと考えている」と述べた。
建設業の問題については、工事管理スリム化ガイド 『4-you』をNEXCO西日本として策定したことに触れ、「適正な工期の設定、書類作成の簡素化、施工管理の効率化・省力化を行い、受発注者一体となって建設業の働き方改革と工事円滑化の取り組みを進めてまいりたい」と語った。
また、事業の現状については「ミッシングリンクの解消やネットワークの強化のための新規建設事業、老朽化対策としての大規模更新事業や耐震補強、暫定2車線の4車線化や新名神の6車線化事業、地球温暖化対策として日常的な仕事となっている防災事業など年々社会から求められる役割に合わせて拡大しているのが現状である」と述べた。
その中で、同社の当面の最も大きな目標として「新名神高速道路の建設」を挙げた。「大津~城陽、八幡~高槻間は工事の最盛期を迎えており、完成を控え正念場になってきた」と述べる一方で、新名神有馬川橋の橋桁落下事故に触れ、「今まで以上に受発注者が一体となって安全対策を今まで以上に一層強化して事業に取り組んでいきたい」と語った。
また、後藤貞二氏が代表取締役専務執行役員経営企画本部長に昇格し、新たな取締役として、梶原輝昭氏(取締役常務執行役員広報CS推進本部長)、小倉由紀氏がそれぞれ就任した。
芝村社長は6月26日に開かれた就任会見において、喫緊の課題としていわゆる2024年問題への対応を挙げた。物流面では大型車の駐車マスの拡充、短時間限定駐車マスの運用という取り組みに加え、ドライバー向けシャワーステーションの設置をはじめとする中継施設機能向上など、「今後も物流業界の皆様と連携して必要な対応を行ってまいりたいと考えている」と述べた。
建設業の問題については、工事管理スリム化ガイド 『4-you』をNEXCO西日本として策定したことに触れ、「適正な工期の設定、書類作成の簡素化、施工管理の効率化・省力化を行い、受発注者一体となって建設業の働き方改革と工事円滑化の取り組みを進めてまいりたい」と語った。
また、事業の現状については「ミッシングリンクの解消やネットワークの強化のための新規建設事業、老朽化対策としての大規模更新事業や耐震補強、暫定2車線の4車線化や新名神の6車線化事業、地球温暖化対策として日常的な仕事となっている防災事業など年々社会から求められる役割に合わせて拡大しているのが現状である」と述べた。
その中で、同社の当面の最も大きな目標として「新名神高速道路の建設」を挙げた。「大津~城陽、八幡~高槻間は工事の最盛期を迎えており、完成を控え正念場になってきた」と述べる一方で、新名神有馬川橋の橋桁落下事故に触れ、「今まで以上に受発注者が一体となって安全対策を今まで以上に一層強化して事業に取り組んでいきたい」と語った。
また、後藤貞二氏が代表取締役専務執行役員経営企画本部長に昇格し、新たな取締役として、梶原輝昭氏(取締役常務執行役員広報CS推進本部長)、小倉由紀氏がそれぞれ就任した。