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2025.01.01
富山県と富山県ドローン物資協会との間で災害時協定を締結
災害時の被災者支援を目的としたドローン技術の活用
富山県高岡市に本社を置くフルテック(橘 吉宏社長)は、昨年11月1日、オードック、トーワドローンサービスと共同で富山県ドローン物資運搬協会(会長:フルテック・古村 崇会長)を設立した。協会設立後の同12月9日には、富山県との間で、自然災害によって孤立した地域にドローンを活用して、飲料や食料品の物資を運搬することにより、孤立集落に住む被災者を支援することを目的とした協定を締結した。
同協会を設立したのは、2024年9月に実施された富山県総合防災訓練で、山間の集落が孤立したと仮定してドローンによる輸送訓練が行われ、輸送訓練を企画した富山県や参加業者がその有効性を認識したことによる。
同輸送訓練では、積載量が最大40kgの大型の運搬用ドローンの運行前に、赤外線と高解像度カメラを搭載したドローンにより、運行ルートの確認と遭難者の捜索や害獣の調査訓練を行った。この調査では、橋梁点検でのドローン活用のノウハウが発揮された。フルテックでは、ドローンによる橋梁点検に加え、運搬用ドローンを用いて電力施設など山間部への物資運搬業務も請け負っており、ドローンで培った技術の応用を様々な分野で進めている。
協定締結 調印式の様子
同協会を設立したのは、2024年9月に実施された富山県総合防災訓練で、山間の集落が孤立したと仮定してドローンによる輸送訓練が行われ、輸送訓練を企画した富山県や参加業者がその有効性を認識したことによる。
同輸送訓練では、積載量が最大40kgの大型の運搬用ドローンの運行前に、赤外線と高解像度カメラを搭載したドローンにより、運行ルートの確認と遭難者の捜索や害獣の調査訓練を行った。この調査では、橋梁点検でのドローン活用のノウハウが発揮された。フルテックでは、ドローンによる橋梁点検に加え、運搬用ドローンを用いて電力施設など山間部への物資運搬業務も請け負っており、ドローンで培った技術の応用を様々な分野で進めている。
赤外線と高解像度カメラを搭載したドローンにより、運行ルートの確認と遭難者の捜索や害獣の調査している訓練状況
運搬用ドローンの稼働状況