阪神高速グループ 安全大会を開催
阪神高速グループは、2025年度安全大会を2月10日、大阪市の中之島会館で開催した。社長表彰として、深井建設の「鋼床版等大規模修繕工事(2023-湾)」(上写真は受賞状況、井手迫瑞樹撮影)、委員長表彰として清水建設・東亜建設工業・大豊建設JVの「豊崎工区換気所新築及び開削トンネル・下部工事」、大成建設の「六甲アイランド東工区下部工事」、清水建設・奥村組・佐藤工業JVの「駒栄工区開削トンネル工事」、ショーボンド建設の「RC床版大規模修繕工事(2019-1-堺)」、同社の「PC桁等大規模修繕工事(2019-1-大管)」、同社のPC桁等大規模修繕工事(2021-1-環)、横河ブリッジの「鋼桁大規模修繕工事」(2024-池)が表彰された。

社長表彰を受賞した深井建設の「鋼床版等大規模修繕工事(2023-湾)」の内容(クリックして拡大できます)(阪神高速道路提供)
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委員長表彰を受賞した各社の内容(クリックして拡大できます)(阪神高速道路提供)
昨年に比べれば事故件数は減少
昨年に比べれば事故件数は減少
声の掛け合いを徹底、体調管理の徹底
阪神高速道路で工事安全管理委員会委員長を務める谷田豊氏は(左写真、井手迫瑞樹撮影)、開会挨拶で「本日2月10日は、阪神高速グループが定めた安全の日である。 約40年前の昭和62年の今日、当時建設を進めておりました北神戸線で死傷者9名(死者2名、重傷者7名)となる重大な事故があった。阪神高速としてこの事故を風化させることなく、安全を最優先事項として取組む決意を胸に、事故のあった2月10日を安全の日と定め、様々な安全管理活動を進めてきた。現在、阪神高速では淀川左岸線2期あるいは延伸部、大阪湾岸道路西伸部などの建設事業の他、大規模更新事業、大規模修繕事業あるいは設備の更新、老朽化対策など様々な事業を展開している。いずれも都市部の施工であり、時間や空間などの制約があり、高度な安全管理が必要とする。さらに近年は人手不足、高齢化、デジタル技術の導入といった変化が、施工の現場にも影響を与えており、これらを踏まえた安全対策の強化が求められている」と述べた。
その上で「今年度の工事、安全管理活動は、声の掛け合いを徹底、体調管理の徹底、この2つを重点項目として事故防止活動を進めており、昨年に比べれば事故件数は減少しているが、見落としなどに起因する小さな事故が残るなど、最後のひと山の解決にまだ至っていない。我々は現場で働く全ての方々、そしてその家族と家族の命と未来を守るという重要な使命がある。安全を全てのものに優先するそのことを改めて胸に刻み、引き続き受発注者が一体となって創意工夫を重ねながら、事故災害ゼロを目指していきたい」と決意を述べた。
また、阪神高速道路の上松英司社長(右写真、井手迫瑞樹撮影)は祝辞で、入社3年目当時、事故が起きた当該工事を担当していた神戸建設部に勤務していた当時を述懐し、「毎年2月10日の日を迎えるたびに、悲惨な現場の光景がよみがえり、同じことを2度と起こしてはならないという思いを強くいたしている」と述べた。
そして、受賞された各社の取組みは、それぞれの現場で働く方々への安全を守り抜こうという強い思いが込められており、いずれも素晴らしい内容であった。これらの取り組みが、本日ご参加の皆様の安全活動に広く、生かされることを期待するとともにこの大会が阪神高速道路の工事に携わる。全ての皆様にとって工事中事故撲滅への決意を新たにしていただく場となることを心より祈念する」と結んだ。

表彰式の模様(井手迫瑞樹撮影)





