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2026.01.12
日本橋梁建設協会 令和8年新年交礼会を開催
ピアレス橋梁、オフセット橋梁、アクロス橋梁など革新的な技術を提案
日本橋梁建設協会(川田忠裕会長、右写真、井手迫瑞樹撮影)は、9日、東京都千代田区のザ・キャピトルホテル東急で新年交礼会を開催した。川田会長は新年のあいさつで、昨年の様々な自然災害に触れ、「社会インフラ、特に橋梁や道路の強靭性、そして災害発生時における迅速な復旧作業が地域にとって本当にこれが生命線であるということを改めて痛感した。住民救助の迅速化、生活基盤となる交通の早期復旧を実現するためには、高速道路ネットワーク全体の強靭化が不可欠である」と述べた。
その上で、「当協会では昨年、各発注者様との積極的な意見交換会を重ねてきた。河川の中の橋梁橋脚を極力少なくし、流木などによる閉塞障害を防ぐピアレス橋梁、土砂崩れによる被害リスクを軽減するオフセット橋梁、さらに軽量かつ高強度で施工の迅速性に優れたアクロス橋梁など、革新的な技術を提案してきた。これらの技術は、いずれも国土強靱化に大きく貢献できるものであると確信しており、公共事業の更なる推進に尽力してまいりたい」と述べた。
一方で、昨年度、鋼橋発注量は過去最低であった認識を踏まえつつも「丙午が示すように、困難を乗り越え、より強靭で持続可能な社会の実現に向けて、会員一同となって邁進してまいりたい」と抱負を述べた。
来賓あいさつには、佐々木紀国土交通副大臣が壇上に立った。
佐々木副大臣は、「令和7年度補正予算では、国土交通省発足後初めて2兆円を超える規模の公共事業費をそして令和8年度当初予算では6兆円強の予算を政府原案に計上することができた。今後、防災・減災、国土強靱化、生産性向上の取り組みを加速するにあたり、皆様への期待、そして役割はますます大きくなっていくものと思われる。国土交通省としては、このような国土強靱化や生産性向上に進む道路ネットワークの機能強化についてしっかりと取り組んでいく」と述べた。
その上で「橋梁建設業の担い手の確保育成を図るため、公共工事、設計労務単価の適切な設定などによる処遇の改善、適正な工期の確保などによる働き方改革にも積極的に取り組んでいく」と語った。

佐々木紀国土交通副大臣 / 見坂茂範参議院議員も挨拶した

日本道路協会の深澤淳志会長が乾杯の音頭を取った