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2024.07.10

ウォータージェット機械化研究会 WJの機械化をさらに推進
補修材など周辺技術の開発も進める

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 ウォータージェット機械化研究会(略称「AWJA」、会長=増田健康・サーフェステクノロジー社長、右写真)は、6月26日に都内で第2回定期総会を開催した。

 同会長はあいさつの中で「本研究会はWJの機械化を今まで以上に進めることによりさらなる安全性の向上を図るというのが、大きな趣旨である。WJの機械化に賛同する仲間と共に共同で技術開発を進めていくとともに、各社の保有する技術をある程度共有化して、技術の普及を共同で進めていきたい。また、WJは、その後の工程、例えばはつり後の補修にも非常に良い影響を与え魅力的なる技術である。補修材など周辺技術についても、それに合わせて改良し、コンクリート構造物のみならず、WJを使って構造物を補修補強するあらゆる分野に対して最適化する工法に取り組んでいきたい」と語った。

 実際に同総会では、機械式WJ『オートチッパー』で斫った後に用いる新しい補修工について説明していた。

 また、同日は同研究会の顧問を務める谷倉泉氏(左写真)が、「2019年欧州調査報告~大規模更新と各種補修対策~」と題して、ドイツのアウトバーンでのPC橋架替え事例や桁や床版、橋脚にUHPFRCを用いた事例、WJ工法とブレーカー工法の比較などについて講演を行った。

 

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