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2024.08.01

ヤマダインフラテクノス 第7回安全衛生協力会を開催
スローガンは「それでよいのか見逃すな、仲間で作る安全職場」

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 ヤマダインフラテクノスは26日、愛知県大府市の愛三文化会館で同社の安全衛生協力会(会長=山田博文ヤマダインフラテクノス社長、右写真、井手迫瑞樹撮影、以下同)および同社安全大会を開催した。協力会には約70人が参加した。

 山田会長は冒頭あいさつで、「平素は協力会の皆様に多大なるご尽力を頂いて、健やかに皆さんが生活されておられぬのではないか思っています。それも皆様方の安全行きの高さと当社の安全方針に向かって一緒に手を携えている成果である」と述べた。


挨拶する山田会長/70人以上が参加


 その上で、今夏の猛暑について触れ、「第一線で働いている皆さんは猛暑の中で働いておられるが、安全には細心の注意を払っていただき、体調不良や熱中症などの健康にも留意して、妥協せず安全を図っていただきたいと考えている」と述べた。

 また「昨年度、弊社も重大事故を起こし、本社含めて安全意識および安全体制の向上を図る意味で、安全管理含め皆様方にとって厳しいことも言っているが、一歩(工程が)前に進むことが遅れてでも、安全をしっかりと前に進めていけば、1件でも事故を減らすことができるということを念頭に置き、ヒヤリハットを少しでも認識し、仲間の命をしっかりと持ってもらいたい」と語った。

コンピュータウィルスにも気を付けて
急激な成長――規模に応じた安全体制の向上を


 今年度の安全スローガンは、「それでよいのか見逃すな、仲間で作る安全職場(右写真)」としたが、「物事を進めるにあたっては必このスローガンを心の中で、あるいは口に出して、仕事を進めていってもらえれば、災害要因の先取りというところに繋がっていくのではないかと思う。また業務においては非常にインターネットの比重が高くなっているが送信ボタンを一つ押すだけで情報が流れてしまう。ここでも「それで良いのか」と確認していただきたい」と慎重に仕事をすることを求めた。さらにコンピュータウィルスにも言及し、セキュリティ対策などもきちんと行うことでそうした「事故」も未然に防いでほしい」と述べた。

 鉞副会長(左写真)は「安全発足から7年目となるが、ヤマダインフラテクノスは急激に成長した。安全体制や品質仮体制もその規模感に応じて向上させていく必要がある。大きくなればなるほど安全や品質に対する責任は重大になっていく。現在、ヤマダインフラテクノスは大きな岐路に立っている。最先端の安全管理を導入していくと共に、人命尊重の観点に立ち、現場はもちろん、体調や病気などについても労働福祉の観点から未然に防ぐ体制を整えていかなくてはならない」と話した。

 また新入会員として、ALCON(岐阜県岐阜市)、YPC(東京都目黒区)が入会した。


新入会員の紹介も行った


 また、昨年度の事故事例も紹介され、特に車両運転面での安全留意が不足していることが強く指摘され、会員への安全対策・安全意識の徹底を求めた。

無事故無災害時間上位現場を安全表彰
 社長賞には源島毅氏など2人

 一方で、安全優良工事(元請施工)として「近畿自動車道茨田高架橋塗替塗装工事」、「鳳来大橋橋梁補修工事」、「令和5年度静清維持管内塗装工事」、「東名阪自動車道員弁川橋他5橋鋼橋補修工事」、「近畿自動車道大日高架橋他1橋塗替塗装工事」、同(下請工事)として「東名阪自動車道(特定更新等)弥冨高架橋(下り線)床版取替工事(その1)」、「中国自動車道(特定更新等)中国池田IC~宝塚IC間橋梁更新工事(その2)」、「メップ川西地区原形復旧工事」が無事故無災害時間上位工事として表彰された。また、安全優良協力会社としてシダックス(「中国自動車道(特定更新等)中国池田IC~宝塚IC間橋梁更新工事(その2)他7工事」)、岡野技建(「東名阪自動車道(特定更新等)弥冨高架橋(下り線)床版取替工事(その1)他6工事」)、協栄工業(「近畿自動車道 茨田高架橋塗装塗替工事」、「近畿自動車道 淀川橋他2橋塗替塗装工事」)、丸秀建設(「青屋和田跨線橋 橋梁修繕工事その2他 浜松支店管内工事」)YPC(「北陸自動車道(特定更新等)加賀IC~片山津IC間床版取替工事」)が表彰された。


表彰の様子/社長賞には源島毅氏(右写真)など2人が選ばれた


 最も安全面のみならず総合的に成長した社員に授与される社長賞には、源島毅氏など2人が選ばれた。

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