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2025.01.29

NEXCO西日本 3月26日6時からに西九州道佐々IC~佐世保中央IC間約9.9kmを供用

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 NEXCO西日本は、西九州道佐々IC~佐世保中央IC間約9.9kmについて3月26日6時に供用すると発表した。4車線化により上下線を分離することで、対向車線への飛び出し防止など安全性が向上し、事故率については約22分の1、死亡事故率については約4分の1に減少することが期待できる。さらに、4車線化により、災害が生じて片側二車線が被災しても、生き残った2車線を暫定的に対面通行区間として確保する、あるいは復旧の施工ヤードでとして活用することで、リダンダンシー、早期復旧の両面で機能強化が期待できる、とした。

 また救急医療の観点でも、とりわけ渋滞時の搬送時間は約30分ほどかかっていたが、今回の開通により、渋滞時においても搬送時間を3分の1の10分程度に短縮でき、人命救助に大きく寄与する。

 沿線には工業団地が立地しており、佐々IC~佐世保大塔ICの開通以降、佐々IC付近のウエストテクノ佐世保、鹿町町工場適地等が完売している状況にある。現在、相浦中里IC付近にある佐世保相浦工業団地が分譲中であり、4車線化により、物流の効率化や確実性の向上が図られ、新たな企業が進出することで地域産業振興や雇用創出が期待できる。

 同区間では、ETCにより効率的に料金を徴収する方式として、ETC車は佐世保大塔料金所と各ICの出入口に設置するETC フリーフローアンテナを活用して料金を徴収する。

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