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2025.11.07

ESCON協会 2025年度技術講演会を開催
会員会社・発注者・研究者の視点から講演

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 ESCON協会は10月10日、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷において「2025年度技術講演会」を開催した。


    はじめに松村英樹技術委員長(左写真)が開催の概要を説明し、「協会設立の2016年から毎年続けている技術講演会だが、今回は発注者、研究者、そしてESCONの実績を持つ会員会社、それぞれの立場から3つの構成でご講演をいただく。多様な視点からの発表を通じて、貴重な知見を得られる一日になるのではないかと思う」と挨拶した。


 続いて、野澤忠明氏(エスイー ESCON事業部 技術開発部)(右写真)が「品質と生産性の向上に向けた新たなPCa床版接合方法『ESCON TPジョイント』の開発」と題して講演を行い、「ESCON TPジョイント」の開発背景や接合構造の概要を紹介した。
(参考記事(R2SJ):PCaPC床版の新たな継手工法「ESCON TPジョイント」を開発


 次に、「繊維補強コンクリートの建設・リニューアルプロジェクトにおける活用」と題し、小坂崇氏(阪神高速道路 建設事業本部 神戸建設部 技術統括課)(左写真)が講演。阪神高速における建設・リニューアルプロジェクトの紹介や、UFC床版の開発動向、VFCの活用状況および今後の展望について説明した。


 最後に、「FWDによる道路橋RC床版の健全度評価方法の開発」と題し、東山浩士・近畿大学教授(右写真)が講演。床版たわみから健全度を経済的かつ定量的に評価することを目的に実施したFWDによるたわみ測定と、その測定結果に基づいた健全度評価方法の検証内容について説明した。


会場の様子

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